レビトラ副作用：薬による副作用

レビトラ副作用

レビトラとは

レビトラとは、成分として塩酸バルデナフィル水和物を含む、男性の勃起を助ける薬です。

日本では、バイエル薬品が販売しております。

レビトラも、バイアグラと同様に、身体の中で、陰茎の勃起を止める、5型ホスホジエステラーゼ (PDE-5) の酵素活性を阻害します。

この作用により、勃起を持続させることが出来るようになります。

2004年4月に、日本でバイアグラに続き２番目に承認された勃起不全・勃起障害治療薬です。

レビトラの特徴としては、バイアグラと比較して、副作用が少なく、早く効き、長く作用するところです。

服用してから15～30分で効き始め、10mgは4時間、20mgは8時間以上継続して作用します。

又、食事による影響もバイアグラと比較して少なく、早めに飲んでも効果が余り落ちません。

但し、バイアグラと比較して、併用禁忌の薬が多いので注意が必要です。

レビトラも、バイアグラと同様に、性的な刺激がなければ効果は発現しません。

又、催淫作用は、ありませんので、性欲を亢進させる働きはありません。

レビトラ副作用

重大な副作用には、以下のものが報告されております。

・硝酸薬（ニトログリセリン）との併用による急激な血圧低下
・持続勃起症（プリアピズム）：４時間以上の痛みを
　伴う勃起の継続
・突発性難聴

これ以外の副作用には、下記のものがあります。

・頭痛、ほてり、顔面潮紅、鼻づまり
・めまい、血圧の変動、動悸、頻脈
・視覚異常：青視症など
・彩視症、光視症：まぶしい、かすむ、青くみえる

レビトラは、バイアグラと作用気序が同じであるため、硝酸薬（ニトログリセリン等）との併用は禁忌です

注意事項

心臓病など持病のある方は、事前に医師に報告しましょう。

又、心臓や血圧の薬などを服用中の場合には、その薬を、必ず医師に報告しましょう。

特に、狭心症薬である硝酸薬（ニトログリセリン）との併用は禁忌です。

重い心臓病、脳卒中等の患者で、性行為が危険と判断された場合には利用できません。

極端な低血圧、高血圧の方も利用できない場合があります。これは、性行為によって、心臓・脳血管等に負担をかけ、この薬の心血管系に及ぼす影響で、さらに危険性が増大する恐れがあるためです。

以下の方への服用は、基本的に禁忌です。

・硝酸剤あるいは一酸化窒素供与剤（ニトログリセリン、
　亜硝酸アルミ､硝酸イソソルビドなど）を飲んでいる方、
　又は飲んだ後の方
・過敏症
・心血管系障害がある等、性行為が不適当と考えられる方
・最近6ヶ月以内に心筋梗塞を経験した方
・低血圧（90/50mmHg以下）の方
・高血圧（170/100mmHg以上）の方
・最近6ヶ月以内に脳梗塞・脳出血を経験した方
・重度の肝障害（肝硬変）の方
・重度の腎障害の方
・網膜色素変性症（進行性の夜盲）の方
・α遮断薬に分類される降圧薬を服用されている方

以下の方への服用は、慎重に行う必要があります。

・排尿障害治療薬を飲んでいる方

以下の薬や成分との併用は、禁忌です。

（αブロッカー）
・アビショット錠
・イセプレス錠
・エブランチル
・エンゾシン錠
・カチレット錠
・カルデナリン錠
・クインプレス錠
・コルトック錠
・ダウナット錠
・ダウンプレス錠
・ダルダノン錠
・デタトシン錠
・デタントールR錠
・デタントール細粒
・トラブゾン錠
・ハイトラシン錠
・バソメット錠
・ハルナールカプセル
・フリバス錠
・ミズピロン錠
・ミニプレス錠
・レギチーン注射液

（クラスⅠA又はクラスⅢの抗不整脈薬）
・アジマリン錠
・アミサリン錠
・アンカロン錠
・カフィール
・ジソピラＲ錠
・ジソピランカプセル
・シベノール錠
・ソタコール錠
・ソピラートカプセル
・タイリンダーR錠
・タイリンダーカプセル
・チヨバンカプセル
・ノルペース
・ノルペースCR
・ピメノールカプセル
・ファンミルR
・ファンミルカプセル
・ボストルミンカプセル
・ミコルテンR錠
・リスピン
・リスピンR
・リスモダンR錠
・リスモダンカプセル
・リスラミドR錠
・リゾラミドR錠
・リゾラミドカプセル
・硫酸キニジン錠
・硫酸キニジン
・アミサリン注
・シベノール注射液
・シンビット注
・リスモダンP注

（硝酸剤および一酸化窒素（NO)供与剤）
・アイスラール錠
・アイトロール錠
・アイロクール錠
・亜硝酸アミル
・アパティアテープ
・アンタップR
・イソコナールRカプセル
・イソニトール錠
・イソピット
・イソモニット錠
・イブステン錠
・エスタット錠
・L-オーネスゲン錠
・カリアント錠
・カリアントTPカプセル
・コバインダー錠
・コンスピット錠
・サワドールL錠
・サワドールテープS
・ジアセラL錠
・シグマート錠
・シグランコート錠
・ジドレンテープ
・ジベラント錠
・硝酸イソソルビド錠
・硝酸イソソルビドテープ
・シルビノール錠
・ステンベルガー錠
・ソプレノール錠
・タイシロール錠
・ニコランジス錠
・ニコランタ錠
・ニコランマート錠
・ニトラステープ
・ニトルビン錠
・ニトロールＲカプセル
・ニロトール錠
・ニトロールスプレー
・ニトログリセリン錠
・ニトロダームＴＴＳ
・ニトラバイド錠
・ニトロフィックス
・ニトロペン錠
・ハイパジールコーワ錠
・バソレータRB
・バソレーターテープ
・フランドル
・フランドルテープS
・ヘルツァーS
・ヘルピニンRカプセル
・ミオコールスプレー
・ミニトロテープ
・ミリステープ
・メディトランテープ
・リファンタックL錠
・リファンタックテープS

以下の薬や成分との併用は、慎重に行う必要があります。

・エリスロシン
・カソデックス
・フィファンピシン
・ハンプ
・チトクロームP450 3A4をつよく阻害する薬剤
・イトリゾールカプセル
・クリキシバンカプセル
・ノービアソフトカプセル
・ノービアリキッド

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